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米国外食産業(Food Service Industry) の売上は2012年、6,127億ドルと過去最高を記録した。2013年は3.8%増加の6,250億ドルに達すると調査会社Technomicは予測している。
とりわけファーストカジュアル(Fast Casual)と呼ばれる形態のレストラン群の健闘が光っている。ファーストカジュアルの売上は230億ドル(2010年)。企業数は500。店舗数は13,364(2010年), 14,031(2011年。前年から4.9%増)に達している。
<ファーストカジュアルとは>
ファーストカジュアルは、ファースト・フード(速くて安い)とカジュアルダイニング( 手間のかかった商品作り)のハイブリッドである。落ち着いた空間で、新鮮で健康的な食事を、速く、安く食べたいという消費者にアピールしぐんぐんと売上を伸ばした。
その特徴を次にリストしてみた。

• 客単価平均9ドル(ファーストフードは6ドル)
• セルフサービスまたはセミ・セルフサービス
• 新鮮で品質の高い食材
• 手作り感のある料理
• 少ないメニュー数
• 店頭プリゼンテーション(オープンキッチン・カウンター)
• くつろげるダイニング空間

ファーストカジュアルの95 %はチェーン展開をしている。
先頭世代のファーストカジュアルは創立20年を経過しており、その間、消費者のニーズに合わせて数回の改修、メニュー見直しを行っている。メキシコ料理、ベーカリー・カフェ・サンドイッチ系が多いが、最近のトレンドは、ハンバーガ、アジア系料理だ。
ファーストカジュアルトップ100社の種類内訳

• メキシコ料理 (20)
• ベーカリー/カフェ‘ (18)
• サンドイッチ (16)
• ハンバーガー (11)
• チキン料理 (9)
• ピザ (7)
• アジア料理 (6)
• サラダ (4)
• スペシャルティ (9)

Source: Technomic Top 150 Fast-Casual Chain Restaurant Report

米国のファーストカジュアルチェーン(店舗数成長率トップ10)

Chart The fastest growing fast casual chains
Source: Technomic Top 150 Fast-Casual Chain Restaurant Report

<チポトル・メキシカン・グリル>
1993年、コロラド州デンバーで起業したファーストカジュアルの草分け的存在が、チポトル・メキシカン・グリル(Chipotle Mexican Grill:CMG ニューヨーク証券取引所)だ。チポトル(Chipotle)とは、メキシコ料理によく使われる唐辛子のこと。
同社のメニューはとてもシンプルで、ブリート、ブリート・ボール、タコス,サラダの4種類。ブリートとは、 直径40センチほどのコーンの粉をのばした薄い皮で ,
これに肉、生野菜、チーズ、香辛料、ドレッシングを包む、巨大な春巻き風の種物。 Chipotleのブリートは、 重量は約500グラム、 中身に対して皮の量が少ないので、炭水化物の摂取量が減らせて満足感が得られるメリットがある。ブリート・ボールは、皮なしで中身だけをサラダ感覚でボールに入れたものだ。マルガリータ、コロナビールも提供している。

chpotle.jpg

<パネラブレッド>
ファーストカジュアル業界で、チポトル・メキシカン・グリルと双璧をなすのがベーカリーのパネラブレッド(Panera Bread. PNRA: NASDAQ証券取引所)だ。創立1993年、ミズーリ州カークウッド市。焼きたてパンを中心に、サンドイッチ、サラダ、スープを提供。高品質で保存料未使用の材料、 陶磁器風の食器に盛り付け、暖炉がある店内はアースカラーで統一されており、インターネット接続は無料だ。ビジネスミーティングに使う客も多い。

panera bread
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